どうしてもやりたかったこと、当日!

ホワイトザウルス アクティビティ
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 とうとうやってきました、当日!

 前日は加賀温泉郷は山代温泉にて一泊し、ハピライン福井で福井駅入り。

 駅に降り立ってからというもの福井県はあちらこちらで恐竜推しがすごい!恐竜は門外漢ですが、化石と聞くと古代地球のことを連想してわくわくするのでした。写真は福井駅の中。

 さて、私がリハビリ中の身体を押してどうしてもやりたかったこと、それは3/22(土)~23(日)にかけて開催された「福井ザウルスウォーキング」でした。今回が初開催となり、CHYLIMさん主催の115kmの超ロングウォーキングイベントです。

 下のルートマップの通り、福井県嶺北地域を徒歩で反復横跳びする頭のおかしい(ほめ言葉)大会です。スタートは福井駅近辺から東へ、勝山・越前大野で折り返し、永平寺を抜けて西は東尋坊まで、さらに折り返してゴールは芦原温泉。画像はCHYLIMさんHPにて公開されている大会コースのgpxファイルを取り込み若干加工したものです(ログはgarminまわしていたんですが最後の最後でバッテリー切れちゃって保存できませんでした(泣))。ということで詳細はCHYLIMさんHPをご覧ください。リザルトも更新されていますよ。(CHYLIMさんの大会公式ページ→https://chylim.com/chylim_walking/event_list/fukui/i/)

 次回からはスタートしてからの内容をもう少し詳細に振り返っていきますね。

 最後に私の「どうしても」というこの大会にかけた思いについて触れておきます。この大会の存在は年末から知っていたのですが、エントリーは直前の3月上旬でした。この4か月の間に起きた怪我との闘い、葛藤のお話。以降は自分語りになるので、興味のない方はここまでで大丈夫です。

 過去二回小豆島で100kmを歩いた私ですが、そろそろ違うコースでも歩きたいなと思っていたところでこの大会に出会いました。幼い頃の家族旅行で三国や芦原温泉を二度訪れたよき思い出からこのエリアには思い入れがありました。また勝山や越前大野は未踏だったので今回のコースは地理オタクの私にとって興味深いものでした。

 というわけで大会に出たいなと思ってトレーニングしていた矢先、膝を負傷してまともに歩けなくなってしまいました。帰省や旅行をキャンセルして自宅で迎えた年末年始、また2月に骨折もしてしまい出場は絶望的に。なんでこんなにもうまくいかないのか、自分のもってなさを責めました。しかし初開催というワクワク感と思い入れあるエリアの大会なので、せめて大会に携わりたいな、ボランティアスタッフとしてでも参加したいなとぼんやり考えていました。幸いにしてエントリー期限は開催一週間前(3/14頃)までなので、奇跡的に回復しないかなどとあきらめ悪く粘り続けたのでした。

 3月上旬に骨折した足の固定がとれました。しかし医者から言われた療養期間を過ぎている膝がまだ痛みます。なかなか引かない膝の痛みを訴えたところ、医者から理学療法士とのリハビリを勧められました。彼らはそろって私の身体の硬さを指摘しました。きっかけは足の固定をとった後に足裏が全くと言っていいほど動かせなかったこと。開帳足やら偏平足やらいろいろ言われました。また歩けない期間が長かったこともあり、周辺の筋肉がガッチガチに固まっていたようでした。

 原因がわかったようで、寛解に向けて光明が差しました。以降はリハビリに向けて日々のマッサージとストレッチ、無理をしない運動、インソールの準備など、二週間ほどしかない中でしたが自身でできることはやり続けました。徐々に症状が軽くなっていくのを実感しました。

 エントリー締め切りが近づく中、私は参加者としてエントリーを決意しました。身体をほぐしてもらっていた柔整師の先生からは、「立場的には絶対におすすめしない。でもやりたいんでしょ?」この言葉が決定打でした。

そうだ、私はこの大会に出たい。

やりたいと思ったらやってみる、やってみないと後悔する。

完歩できなくてもいい。身体と向き合い無理はしない。いけるところまで、全力でエンジョイしよう。

そう心に決めたのでした。

読んでくれてありがとうございました。

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